理想の子育てってなんだろう【解決編3】
昨日の記事では、子育てではどの時期に多くの費用をかけるのがよいかを科学的なデータから答えを示しました。
今日はさらに具体的に考えていきます。
私が大切と思った考え方は2つあります。
今日はその1つ目について書きます。
(1)子育てにかけるのはお金だけではない
私は初め、子育てではどの時期に多くの費用をかけるのがいいのかを知りたくて、色々と調べ始めました。
そうしているうちに見つけたのものが、昨日の記事に載せた人的資本投資の収益率の概念図でした。(昨日の記事に貼るのを忘れていて、先ほど慌てて貼り付けました)
その図には教育ではなく人的資本という言葉が使われています。
人的資本とは、経済学の言葉で、「職場訓練,学校教育によって新たに労働者個人に付加される能力」という意味だそうです。
子どもに能力を身に付けさせるという風に考えれば、お金をかけないこともできます。
例えば、一緒に遊んだり、少しずつ家事を教えたり、お金の使い方を実際に少額のお金を使って教えることなどです。
考えてみれば他にも方法は色々とありますよね。
忙しい現代人には難しいことかもしれませんが、教育を一つの投資だと考え、子どもの将来のために早めに対策しておくことが重要だと考えます。
最初に多くの手間をかけて、徐々に子離れしていくイメージですかね。(個人的には子離れが一番難しいかなと思います笑)
続きは次回の記事に書きます。
理想の子育てってなんだろう【解決編2】
昨日の続きです。
上の図によると、教育費をより効果的に使いたいのであれば、早ければ早い方がいいことが言えます。
昨日の記事に書いたように、私は中学生くらいのときにお金をかけるのが良いと思っていましたが、実はそうではないことがわかりました。
このグラフのおもしろいところは、教育への投資ではなく、人的資本への投資としているところだと思います。
これの意味するところは、勉強だけではなく、子どもの健康や人格形成に気を使うことも大切と言うことです。
さらにおもしろいのは、子どもが生まれる前の方が人的資本投資の収益率が高いと言うことです。
次回のブログはこれらを踏まえて、具体的な子育ての仕方を考えていきたいと思います。
理想の子育てってなんだろう【解決編1】
お金を使うときに、どうやってお金を使うかとか、どのくらいお金を使うかを考えますよね。
その答えは貯金や年収によって変わってきます。
その点で考えると、お金が余っている人はいいと思ったものに多くのお金を使えます。
しかしながら、お金に余裕がない人は子育てが不利になりますよね。
そこで考えたのが、「いつお金を使うか」です。
子どもが何歳の時に教育費を使うのが最も教育的な効果がでるのか、ということです。
例えばひと月に1万円を教育費にかけるとしたとき、子どもが5歳、10歳、15歳のときではかかったコストに対するリターンが変わってきそうな気がします。
みなさんはどの時期に教育費をかけるのがいいと思いますか?
ちなみに私は、子どもが初めて受験を経験するであろう中学生くらいの時が一番いいと思いました。
では実際のところどうなのか。
この続きは次回の記事に書いていこうと思います。
それではまた。